できごと。

【ベネチア】てくてくぽけぽけ海外旅行(2

20060823

3日間をヴェネチアの観光に費やした今回の旅行。なんと言っても、移動の手段は「徒歩」か「船」。すばらしいです。ゆったりのんびりの真骨頂じゃありませんかっ。自分の足で、私とあさり二人はヴェネチアの地図を片手に、素敵な場所をいくつも訪ねました。

まずは簡易なご紹介。ヴェネチアは長靴の形をしたイタリア国土の北東、ヴェネト州の州都になります。陸から4km離れた海の上、ラグーンと呼ばれる干潟の一部を埋め立てて、補強に木の杭を打ち込んだ上に作られた街だというのだから驚きです。

大鐘楼から、陸へ延びる橋を望む5世紀、西ローマ帝国が倒れ、逃げ出した人々が命からがらに行き着いた逃げ場がこの干潟。だから、例え不安定でも外からは襲われにくいこの土地に、自分たちの町を築いたのでしょうね。(一応これくらいは事前に調べて行ったんですよ~?)

さて。ヴェネチアの観光ポイントとして真っ先に挙がるのは"サンマルコ寺院"でしょう。その他には"大鐘楼"、"サンマルコ広場"、"ドゥカーレ宮殿"、"溜息の橋"、"リアルト橋"、"ゴンドラ"、"ベネツィアンガラス"といったところでしょうか。どれを取っても、とても素晴らしいものでした。

ドゥカーレ宮殿中庭からサン・マルコ寺院を見る宮殿や寺院に於いては、庭、床、壁、柱、梁、天井、扉、暖炉、置物、景色、随所が繊細で壮大な美術品でした。絵画や彫刻、モザイクなどで作り出された細やかな造形、優美な曲線、大胆な直線。そこに宮殿ならではの優美さ、教会としての厳粛さ、そして数百年を刻む歴史が内包され、見る私は圧倒、足を止めずにはいられません。これらが作り上げられるその課程を、これらが在り続けた長い時間を、空想してしまうんですね。けど、そんな私の精神状態を知ってか知らずか、あさりは「早く進んで」と急かします(^_^; 空想台無しw

ガイドマップを見れば「ここの誰々による美術品が素晴らしい」と書いてありますが、そんな解説、はっきり言ってどうだって良かったです。だって、その説明されている例えば絵画を、支えている額や隙間を埋めるモチーフさえもなんと美しい事か。それらを支える壁や柱、床のなんと手の込んだことか。有名無名に関わらず、ひとつとして芸術家の手の加わっていないところは無いのではないでしょうか。絶え間ない衝撃が私を襲って、限りある時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。・・それが証拠に、ドゥカーレ宮殿、入ったのは9:30頃、見終わったのは12時過ぎ。あさりに急かされての経過時間です。一人だったなら、たぶん夕方まで居座った事でしょう。ツアーじゃ、こうは行きませんね。

でもまぁ、1ヶ所観るのにこんなです。行くとこ行くとこでこんなんでは、あさりの急かす理由、じゅ~ぶん解ります。はい。

ヴェネチアの通りところで。ヴェネチアは観光ポイントもさる事ながら、なんと言っても町のあちこちを巡り歩くのが面白いと、私は感じるのです♪ 煉瓦造りの建物は、くずれ、色褪せている壁に長い歴史を感じます。所々2階で花咲く花壇や干してある洗濯物を見た時には、その歴史を人が確かに刻んできたんだと、なんだかすごく感動してしまいました。でもその時は感動を言葉にできなくて、あさりに「あれ。あれ。すごいよねー」としか言えず残念でした。

ザッカリア教会広場にて2階建て以上が当たり前の建物と建物は壁が繋がって切れ間がありません。ヨーロッパの建物の特徴ですね。至る所にはRio(リオ)と呼ぶ水路が建物の間を流れ、建物の間をくぐり抜ける様に細い路Calle(カッレ)が入り組んで、時にCampo(カンポ)という広場に、時に行き止まりにと、私達はまるでおおっきな迷路で遊んでいる様です。もちろん迷うのも楽しみのうち・・と私は感じるのですが、ちょっとあさりには申し訳無かったかな。

あさり、要所要所では気力で元気に見せかけるも、その実(じつ)、時差ぼけからくる体調不良でかなりまいっていましたから。それでもところどころで休憩を挟みつつ、この休憩時間にもヴェネチアの町を感じつつ、3日間の自由時間を十分に楽しんできました。

水上バスVaporettoをアカデミア橋からパチリちなみにヴェネチア旅行での私一番のお薦めは、水上バスVaporetto(ヴァポレット)です。1番バスはヴェネチアの大運河Canal Grande(カナル グランデ)往復便。乗れば各駅停車で乙なものです。水上移動を体験できる上、Canal Grandeに面した数々の美しい建物、大きな架け橋リアルト橋とにぎわう市場を一同に見る事ができます。ムラーノ島からヴェネチアへの帰りに42番バスを使えば、広く青い内海と奔る船、最高速のVaporettoでヴェネチアの涼やかな風を受けながら、海からのヴェネチアを見る事ができます。さわやかで気持ち良かったですよ~。

朝。鐘の音がヴェネチアの街に唱和する
観光客でにぎわうリアルト橋付近のカナル・グランデ沿い
宗教と芸術と水。こんなにもマッチングするなんて
ヴェネチアの救急船。このサイレンが聞こえてくると、全ての船が道を空けた
またね、ヴェネチア。初めての海外がここで良かった

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カテゴリー : おでかけ

こめんと。

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