できごと。

サドル掛け式自転車ラックと車載用自転車キャリアの自作

20110729

DIYで対処しちゃいました! 

筑波8耐やもてぎエンデューロなど、近頃は自転車レースへ頻繁に出かける様になった私です。すると欲しくなったのが次のふたつ。

ひとつは車載用バイクキャリア
「車に自転車を載せてレース会場まで安全に運びたい」って時にあると便利。大事な大事なロードバイクを運搬中、車がカーブする度に運転席の後ろからゴトゴトと音が聞こえてくるなんて、気が気じゃありませんから。

ひとつはサドル引っ掛け式のバイクスタンド
ん~、サドルを掛けるのだからラック?ハンガーかな?「ロードバイクを立たせておきたい。しかも4台」──なんて時に在ると、とてもとても便利。

といった風に、あると絶対便利なこれらだけど、問題は費用です。ざっとウェブサイトを見たところ、キャリアもハンガーも1万円はするみたい。キャリアの安価な物でも1台5000円で、相方のあさりと私の分を買えば、やっぱり1万円が飛んでゆく。
お財布に厳し~・・。

ここで一計を案じました。

自転車キャリアはともかく、自転車ハンガーの方は構造が単純です。ASCIIアートで書くとこんな感じ?
___
Λ  Λ

棒が5本あれば作れそうじゃないの!と勢い立ち、DIYツールのイレクターを使って自作してしまいました。
正直、なんだか記事にするのもおこがましい程に簡単なDIY工作です。
あ。お約束事ですが、当記事を参考に自作される場合は、自己責任でお願いしますね。価格も参考程度で。

<材料>
42mm径イレクターパイプ 1500mm 1本 1334円(1800mm価格)
28mm径イレクターパイプ 1080mm 4本 431x4=1724円(1200mm価格)
Φ42⇔Φ28異径メタルジョイント LEJ-1B 4個 798x4=3192円
42mm径イレクターパイプ用端末ジョイント JL-110 2個 63x2=126円
イレクター純正部品 ゴムキャップインナー 4個 105x4=420円

※価格はメーカーのウェブショッピングサイトを参考にしています。原価、計6796円也。
メタルジョイントが馬鹿にならない程高かったのね・・。

パイプの長さについては、ロードバイクを運ぶ際によく使うレンタカー(ニッポンレンタカー D-Hクラス)の荷台サイズに合わせて上記の様に決めました。
ハンガーをばらばらにはせずに、その形のまま車の荷台に載せたかったので。
ちなみに、この長さではロードバイク4台を引っ掛ける事ができます。けれど、4台に対して横渡しの棒が28mm径では弱々しいので、42mm径にしてあります。

パイプのカットですが、28mm径は私が既に所有しているイレクター専用のハンドカッター(3500円)を使いました。一方、42mm径パイプは、50円をかけて購入したお店の工作室でカットして貰いました。

さて、組み立てですが、・・って、説明は要らない気もするなぁ。

1) 42mm径パイプの両端に端末ジョイントをはめました。
端末ジョイントの一方に錐なんかで穴を開けておくと、パイプ内の空気が穴から逃げて、はめやすくなります。

2) 28mm径パイプは、1本につき1個、ゴムキャップインナーをはめておきました。

3) これを異径メタルジョイントで繋げて足にします。
42mm径パイプに異径メタルジョイントを4個取り付ける訳ですが、このジョイントを締め付ける際には、ネジ頭の向きをそろえておきました。車の荷台に寝かせて乗せた時にもネジを回せる様にする為の工夫です。

以上でバイクハンガーの製作は終わりです。

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次に車載自転車キャリアのDIYです。これもやはり、イレクターを使って作りました。

バイクキャリアの土台は、今作ったハンガーを利用します。
後は、前輪を外したスポーツ自転車のフロントフォークをハンガーに固定できれば、それだけでキャリアとしての用を成します。
今から作るのは、その、フォーク固定具です。

こちらのサイトを参考にしました。
http://www.ww2maniax.com/mtb_page/mtb_shuunou.htm

<材料>
28mm径イレクターパイプ 75mm 1本 (ハンガーに使った余りを流用)
イレクター純正部品 ゴムキャップインナー 2個 105x2=210円
Φ28メタルジョイント HJ-11 2個 378円
オーストリッチ エンド金具フロント用 1260円

※エンド金具は購入価格です。定価よりは幾分かお安め。計1848円也。
尚、別途、後輪車軸を挟み込む折りたたみスタンドを利用してます。

エンド金具で用いるのはクイックリリース部のみです。アルミの筒は使いません。そのクイックリリースを通す為の穴を、ゴムキャップ全てに錐で開けました。クイックリリースが通せるならば、穴は小さい程良いです。

このゴムキャップを長さ75mmのパイプの両端にはめ込みました。

そしてクイックリリースを通しました。
開けた穴が小さいとかなり力が必要です。でも大きすぎると今度は逆にガタが出て、バイクをしっかり固定できなくなり使い物になりません。

最後に、これを先ほどのハンガーの足に取り付けます。
ハンガー内側の足に、ジョイントのネジ頭側に飛び出る様にして取り付けると、ハンガーのジョイントをスライドさせてフォーク固定具を前後させる事ができ、便利です。

以上でバイクキャリアの完成です。

このキャリア、ゴムキャップが緩衝材になって、車からの衝撃を幾分和らげてくれてると思っています。
ただ、この仕組みの所為で、自転車のフォークを取り付ける時には少々面倒なんです。
ま、自分で作った物なので目をつぶる事にしておきます。工夫の努力を加えれば、まだまだ進化できそうですね。

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<使い方>
まずはこの自作ハンガーを積み込みます。
ハンガーの足を閉じた状態で、フォーク固定具は車後方にくる様に、車の荷台に寝かせて乗せます。

自転車の前輪を外しておきます。

自転車後輪に折りたたみスタンドを取り付けておきます。

折りたたみスタンドを取り付けた状態で自転車を後ろ向きに、後輪が運転席側になる様に車内へ入れます。
(サドルが高い場合は引き抜く必要があるかもしれません)

フロントフォークを固定具にはめて、ロックします。
結構コツが要ります。改善の余地あり、ですね。

車の荷台の扉をそっと閉めて、自転車と扉が当たらない事を確認します。
当たってしまう時は、固定具を取り付けたハンガーの足を、ジョイントを緩めて奥へずらしてやります。
車の扉を勢いよく閉めて自転車のハンドルにぶつけた時は、かなりショックでした。以後気をつけています。

後輪に取り付けておいたスタンドを立てます。

前輪を適当に車へ入れます。
入れ忘れかけた事がありました。前輪のないロードバイクをレース会場に持ち込んでも・・走れませんね。

以上で車載作業完了です。

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<効果>
とっても重宝しています! チームの人にも受けが良い(^-^)

ラックとしては、後輪車軸で固定するスタンドと違って屈まなくったってバイクを立てておけるから、走行後の疲れた身体にはとても優し~。
最近はチーム員が増えたので、もうひとつ欲しいところです。面倒なので今のところは作りませんけど。

キャリアとしても十分に役割を果たしてくれています。
急ハンドルを切ってもびくともしない。いや、しない方がいいんですけどね、急ハンドル。それはさておき、紐で車内に固定する必要など全く要りません。
ラックの形のまま荷台に積んでいますからね、荷台めいいっぱいに広がったキャリアの土台は、当初考えていた板一枚の土台と比べるとめちゃくちゃ強靭です。

一台二役。どこにもない(かもしれない)、自慢のバイクキャリア兼ラックです。

※この屋外携帯型の他に、イレクターで屋内(室内)用の自転車スタンドも作ってしまいました。

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カテゴリー : 趣味/自転車

こめんと。

とらっくばっく。

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