できごと。

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『竜馬がゆく(一)~(八)』司馬遼太郎:著、文春文庫

会社の本棚にあったのでゆっくり借りて読めました。

司馬遼太郎は坂本竜馬を書きすぎたと言われていますが、確かにおもしろかったです。
竜馬の人柄や、竜馬を取り巻く人々が生き生きとえがかれており、
幕末の志士たちの流れがよくわかります。

感動した竜馬の言葉は「好きを仕事にして世界を変える」
(ちょっと正確ではなかいかもしれませんが。2巻前後だったかに書かれていました。)

しかし坂本竜馬って、本当に薩長連合に始まり、大政奉還に終わるとは、
人生劇的にできすぎ!
前半は結構ゆっくり読んでいましたが、最後の2巻はすごい勢いで読んでしまいました。

人間的魅力は司馬遼太郎の描く坂本竜馬と西郷隆盛がすばらしい。
こんな人になりたいな~とおもいつつ・・・無理です(笑)

今日の感想

和田はつ子:著、廣済堂文庫

シリーズの第1弾。将軍の末子余々姫が城外に出たいとねだり、
側用人の家に身を寄せることに。

余々姫には不思議な力があり、予知夢だったり、夢のお告げがあったり、
夢の中に死者が出てきてメッセージを伝えたりしながら、事件を解決していくというストーリー。

ちょっと夢の内容が都合良すぎますが、まあ、気軽に出歩けない身分なので、
仕方がないというところでしょうか。
そこを差し引いてもまあまあおもしろかったです。

今日の感想

佐伯泰英:著、双葉文庫

磐音様シリーズ28

磐音は敵討ちを手伝い、弟子の重富利次郎が旅立ち、竹村の旦那の再就職を手伝い、
西の丸に稽古をつけに行くという、忙しさ。大変ですね~

ちょっとストーリーとしては物足りないですね~
なんとも、磐根様日記という感じ。

今日の感想

風野真知雄:著、だいわ文庫

『八丁堀同心殺人事件』
『浅草妖刀殺人事件』
『深川芸者殺人事件』
『谷中黒猫殺人事件』

話の組み立てとしては、実存の『耳袋』に対して、書けないことを根岸肥前守は『耳袋秘帳』に記しているという設定。
その事件の話も『耳袋』の話を毎回からめているようです。
短編を通して大きな事件を1冊で片付けるという体裁です。

軽く読めて、まあまあおもしろいのですが、1冊2~3時間で読み終わってしまうのが難点。
上記4冊も1週間で読み終わってます。このペースではお金が・・・・

『谷中黒猫殺人事件』がこの中では一番おもしろかったです。

今日の感想

高村薫:著、新潮文庫。上・中・下3巻

ビール会社の社長が誘拐され、誘拐犯からビールを人質にして要求がされる。
所轄に異動になっていた刑事の合田は社長の鞄持ちという名目で社長の警護と
監視の任に当たることになる。

「刑事」という「公」と「私」でゆれる合田。

事件は思わぬ方向に進んでいく。



相変わらずの独特の文章に、最初の上巻は結構手こずりました。
しかも、今回は株の先物取引までからみ・・・・株に疎い私には大変でした(笑)

しかも『マークスの山』に登場の彼が犠牲に・・・・結構気に入っていた登場人物だったのですが・・・

合田さん『照柿』の後、本当に所轄に異動していたんですねぇ。
確かに『照柿』の最後にそう書いてあるのですが。ここまでくると実在人物のように思えてきます。

しかし、『照柿』も読み返してみたのですが、いつ読んでも感心するのが、
なんとも情景(仕事場の作業過程や競馬場、職場などなど)の詳細で正確なこと!
どうやって勉強(?)するんでしょう?すべて経験している訳ではないでしょうに。

帯に「眠れぬ夜が~」なんて書いてありましたが、本当に最終下巻を読んでいたときには、
思わず睡眠時間を削ってまで読んでしまいました。
おもしろかったです。

今日の感想
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